kenny0808’s diary

小学校教員の日記。作文・読書教育。つくり手になる学びを探究する。

作家の時間(1週目)

[作家の時間2日目〜4日目]

ミニレッスン

☑︎書きたいことリスト(2日目)

児童の書きたいことリストを共有。日常のささいなことが日記や物語、詩になる話。いくつか児童詩を紹介。

☑︎評価基準の共有(3日目)

•評価基準の共有。「評価のための書く」ではなく、何のための評価基準なのかが伝わるように価値のインストラクションを行った。

「作家さんはね、読者に向けて作品を書くんだよねー。相手が読んでて、楽しめたり、あー分かるわかるとなったりするためには、書いてあることがちゃんと伝わらないといけない。そのための大事なポイントがここに示されているんだよ」

こんな感じ。子どもたちは理解できたかな。くりかえし伝えていこう。

☑︎修正と校正のしかたについて(4日目)

校正リストの使い方を確認。「声に出して読む」からスタート。

 

グループカンファラン

☑︎めいろ本・4コマ・クイズグループ

 早くも、子どもたちが書きたいとなった迷路と4コマには黄色信号がともる。このままでは国語の評価ができない。そこで、物語の中にめいろを入れたり、慣用句の説明を4こまで表したりするモデルを紹介した。

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☑︎物語グループ

 場面設定のミニレッスン。時場所人物の設定を決めるお話。教科書のすいせんとらっぱ、ハリネズミと金貨を例に示した。たいようの穴はらや桃太郎の翻作表現を紹介すると、それをモデルにカラスのパン屋さんやまんじゅうこわいの翻作に取り組む子がでてきた。中には世界から猫が消えたならの翻作表現にチャレンジする子もいて驚いた。翻作の可能性を感じるとともに、やはり読むと書くは連動していると感じた。リーディングワークショップも二学期からスタートしたい。

 

カンファランスの反省

 質問をして聞き出すというより、提案が多くなってしまった。まずは子どもたちの作品の良いところを見つけ、質問を通して、子どもたちの中からアイデアを引き出すようにしないと。改めて、作家の時間を読むと、カンファランスの心構えとバリエーションがたくさん示されていた。初めて読んだ時よりも、ふに落ちるというか、よく理解できるようになっている。カンファランスのときの言葉に気をつけたい。