5月の読書
昨年は読書家の時間に向けて、子どもたちに本を紹介できるようにひたすら児童書を読んでいた。ある程度の量を読んだときからだろうか。児童書を読むのがたまらなく好きになった。「リラックスする時間とれてる?」1on1のオンライン対話で聴かれたんだけど、今の僕にとっては「児童書を読むこと」が自体が贅沢でリラックスできる時間になっているかも。結果的に、読書家の時間にもつながる。でも実践のためというよりは、子どものときに出会えなかった名作に出会いたい。子どもたちにも、そんな本たちに出合ってほしい。本を読んでいると顔が浮かぶ子たちがいる。「あの子なら楽しんで読んでくれるかも」ってね。
①小学生以来の再読。長男に読み聞かせながら、一緒にハラハラしながら楽しんで、やっぱり面白い物語だったんだなと感動しました。長男がもう少し大きくなったら、もう一度読もう。
②ボクは表紙で読むか否かを決めることが多い。若おかみシリーズもその一つ。こういう表紙が苦手で手にとはないことが多かった。勢いのあるストーリー展開で、あっという間に読めてしまった。真っ直ぐなおっこを応援したくなる。(年のせいか) このシリーズはもちろん、青い鳥文庫ももう少しそろえていこう。
③ 宮川ひろさんのかんぱいシリーズ。文字も大きく、読書が苦手な子も読みやすいのでは。けんか、わすれもの、うそ、しっぱいなど、子どものときに一度は誰もが向き合うであろうことがテーマとして描かれている。早速勧めたい子の顔が浮かんできた。
④海外の作家さんの本も。教科書のおすすめ本欄で紹介されていた。ヒキガエルを食べようとするミミズクの変化にうるっとくる。何冊か読み切る経験を経た子に紹介したいかな。
⑤ほらふき男爵は少し読みにくかった。なぜか斎藤洋さんの本が苦手だ。ルドルフとイッパイアッテナも読み切るのに苦労した。なぜだろう。この本は短編もので構成されている。星新一が好きな子は読みやすいかな。
⑥読みやすかった。心臓の音がしないと、生きていると言えないのか。自分たちが「生きてるしるし」のないことに寂しい気持ちになってくる保健室のみんな。赤ちゃん人形がみつけた「生きてるしるし」に「なるほどな〜」となります。ボクたち人間にもあてはまる、うんうん。
⑦その他に読んだ本
教科書が東書ということや高学年担任だけしか経験してこなかったこともあり、ご縁がなかった白いぼうし。物語のしかけがたくさんあって楽しく読める。
看護休暇に読み聞かせ。各所にユーモアたっぷりのクイズがあって面白かった。子どもたちが急接近するので、この時期にはあまりおすすめできない・・・。
3分間だけ書き出しを読んで面白いと感じた本。名付けて「ワクワク3分間リレー」
なぞなぞ詩をつくるミニレッスンで紹介。明日はなぞなぞ詩をつくる子たちを募ろうと思う。授業じゃなくて、言葉で遊ぶため。